度数分布
変量の値をいくつかの区間に区切ったものを階級といいます。また、各階級の中央の値を階級値といいます。
各階級に属する資料の個数を度数といいます。
度数分布表
階級と度数を整理した表を度数分布表といいます。
[例] あるクラスの生徒20人の数学のテストの得点は次の表のようになった。
名前 | 得点 | 名前 | 得点 |
---|---|---|---|
Aくん | 52 | Kさん | 75 |
Bくん | 63 | Lさん | 65 |
Cくん | 22 | Mさん | 51 |
Dくん | 43 | Nさん | 72 |
Eくん | 56 | Oさん | 49 |
Fくん | 67 | Pさん | 69 |
Gくん | 35 | Qさん | 55 |
Hくん | 53 | Rさん | 61 |
Iくん | 46 | Sさん | 41 |
Jくん | 79 | Tさん | 34 |
これを度数分布表にまとめると次のようになります。
階級 以上 以下 |
度数 |
---|---|
21〜30 | 1 |
31〜40 | 2 |
41〜50 | 4 |
51〜60 | 5 |
61〜70 | 5 |
71〜80 | 3 |
計 | 20 |
これは、21点〜30点の生徒が1人、31点〜40点の生徒が2人、41点〜50点の生徒が4人、51点〜60点の生徒が5人、61点〜70点の生徒が5人、71点〜80点の生徒が3人いることを表しています。
このとき、階級値は順に
- (21+30)÷2=25.5
- (31+40)÷2=35.5
- (41+50)÷2=45.5
- (51+60)÷2=55.5
- (61+70)÷2=65.5
- (71+80)÷2=75.5
ヒストグラム
度数分布表を柱状のグラフで表したものをヒストグラムといいます。先程の度数分布表をヒストグラムで表すと次のようになります。